*Poem-ヒトリゴト-

Poem*27


Title - そんなに強くない -



1歩引いて、覗いてみた人間関係は
窮屈で、騒がしくて、逃げ出したい気持ちになる。

欲望が溢れ返っていて虚しい。
伝えたい言葉が飲み込まれてしまう。

今までいた「輪」から抜け出しても
誰も気づきはしない程度に、薄い存在。

何が辛いかも分からないまま
ボロボロ泣いた夜は、気づけば孤独の世界。

逃げ出した「輪」の跡地を少し覗いてみると
楽しそうに見えてしまうのは、何故なんだろう。

そんなに強くない心は、もどかしく悔しい。

他の人を残していなくなったはずなのに
自分が取り残されていることを知る。

寂しさに惑わされてしまう自分を必死に隠して
そんなに強くない気持ちに揺られて

とぼとぼ孤独を渡り歩いていく。
いつか素直な気持ちを誰かに伝えられる日が来るまで。


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Poem*26


Title - 灯り -

寝る前に電気を消して、窓の外を覗くと
マンションの9つの外灯が、闇に浮かんでいる。

じーっと見つめていると今日1日あったことや
最近の自分を考えて、遠くに意識を飛ばしたくなる。

ため息をつくと同時に、灯りが一個消える。
幸せを照らすヒカリが消えてしまった。

悔しさや劣等感、ふがいなさを浮き彫りにする
夜の深い、深い暗闇。

決意をして、信じて選んだ道も
灯りがなければ飲み込まれてしまいそうになる。

それでも明日を見たいから
大きなヒカリを探して、毎晩心を夢へ預ける。

Poem*25

title - 泣き虫every -

自分は未熟で何もできなくて
1人の片思いの人の心を動かすこともできない凡人。

悩んでる人を救うこともできない凡人。

正直だけど不器用で、気持ちを伝えても
ことばは届かないまま、無意味になってしまう。

何回も失敗をして、毎日泣いて
誰かを頼りたくても行き止まりで

苦しさを隠して、どこまで頑張れるかなと考える日々。

ホームから見たオレンジの夕陽が暖かくて
ちょっぴり心が救われた気分もほんの束の間。

誰かを信じてみても、また失敗だと気づいたときには遅くて
自分が悪いんだと言い聞かせて、落ち着いてみる。

悔しくても辛くても、前に進まなくちゃいけなくて
どうしようもなくても、必ず明日はやってくる。

ちっぽけな存在は忘れ去られて、見放されてしまっても
覚悟を決めて歩き出さなくちゃいけない。

落ち込んで自信がなくても、大好きな曲の歌詞を胸に浸み込ませて、
ちょっと勇気を出して答えを見つけながら、歩いていく。


幸せとか、期待とか、自分にはまだまだ贅沢で
眩しくて、遠い存在なんだなと納得して、落ち着いてみる。

ズルい人とか、許せないこととか、怖い時間とか
突然やってくるかもしれないけれど、なんとかしなくちゃいけない。

毎日泣き疲れても、必ず明日はやってくる。

きっと強い心になれた時に初めて、希望が見えてくるのかもしれない。

Poem*24


title - trun off -


交わる言葉の雑踏に疲れて
へたりこんだ。

息を吸ったときにはもう遅くて
耳を塞いだ。

心に無いことを言って笑い合う
出来た人達から逃げ出した。

自分の事しか考えられない
醜い人達に呆れて居場所を捨てた。

他人の気持ちを切り捨てて
自分の言葉に酔う人達を嫌った。



目をつむって体を風に泳がせて
好きな歌を頭で流した。

情報のプールの栓を抜いて
空っぽにした後、フタをして

雑音-ノイズ-に繋がる
コードを抜いた。

思考の電源-スイッチ-を切って
戻ってこれなくなるまで自由へ時間を費やした。



Poem*23

title - サウンド -


照りつける太陽の音を感じて
輝く月の音を感じて
瞬く星の音を感じて

風が吹く音に触れて
雨が降る音に触れて

生きている心臓の音を感じて
君の鼓動の音を隣で感じて

笑顔の音に触れて
涙の音に触れて
怒りの音に触れて

自信に満ち溢れる音を感じて
不安で揺れる音を感じて

大好きな曲の音に触れて
届けたい言葉の音に触れて
歌いたい唄の音に触れて 

君が大好きという
気持ちに気付く音に触れて

遠い未来に近づく音を
感じながら生きて行く。
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