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Poem*22 (長文)

 title 見えない手錠-クサリ-


「ダイスキダヨ」 使い古された無意味な言葉
もうこれ以上君の姿を見るのが辛くて

笑わない瞳 凍りついた心
君の弱くて 冷たい涙が痛かった。

気付かないうちに お互いを縛って
距離が遠ざかって行くのに 解くことが出来なくて

手首には赤と紫が混じったアザが出来ていた。

それが君と私が一緒にいた証になるなら
「消えないで」とさえ願ってしまった。

君が最後に見せた優しい笑顔
「この鍵で 全てを終わらせよう」

記憶とともに錆ついて、ボロボロな
今にも壊れそうな手錠-クサリ-

いつのまにか、繋がれていた二人のエゴイズム。

好きという気持ちは届いていたのに
見えていたものは君じゃなかった。

君も私じゃなかった。

君と出会えたことが「運命」で
君と分かち合えた幸せが「奇跡」で

ずっとずっと続くと思っていた。

けれどいつのまにかお互いが
苦しい存在になっていた。

信じたい気持ちと、歪んだ気持ちが混ざり合って
生まれた見えない手錠-クサリ-

君が見せた鍵はキラキラと輝いていた。
それはきっと、私の涙と君の涙が混ざり合って

生まれた最後の希望。

「ごめんね、今までありがとう。」勇気を出してやっと言えた言葉。
これでやっと解放-じゆう-になれる。

そして君と重ねた最後の言葉
「これでサヨウナラ また遠い未来-どこか-で」 

カチャっと鍵が外れた音がして君の姿は消えた。







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